コーエー レトロゲームの館

コーエーの歴史ゲームを中心にした、レトロゲームの攻略レポート

PC98版 三国志Ⅲ 非公式ガイドブックでPK版に

PC98版 三国志Ⅲですが、非公式ガイドブックというのが出ております。

三國志Ⅲからは既存の君主とは別の、オリジナル武将を作れるようになりました。

また、三國志Ⅲでは、君主はある程度は自由に能力を設定できたのですが、配下武将はルーレット頼みの、

ありえない武将も作れました(武力は90台で陸指は30台とか、知力は100だけど政治力は30台とか)。

こうしたユーザーの気持ちを汲んだ技術評論社は、武将のステータスをプレイヤーが自由に変更することが可能になる

プログラムを付属した『三國志Ⅲ非公式ガイドブック』を発売する事となりました。

添付デイスクに入っているORGEDは、こうしたプレイヤーの要望に応えるべく開発されたオリジナルキャラクタエデイタである。

このORGEDを使えばオリジナルキャラクタのデータを自由に設定できるし、既存キャラクタをオリジナルキャラクタとすることも可能である。

すなわち、名前も顔データも本物とまったく変わらない偽劉備を作ることも、献帝貂蝉といったキャラクタでプレイすることも簡単にできる。

まず、ORGEDでできることを説明しておく。

●オリジナル キャラクタの能力値を任意に設定できる。

オリジナル君主はもちろん、オリジナルー般武将の能力値も一度で自由に設定できる。

●オリジナル・キャラクタの各能力値を100以上に上げることができる。各能力値は基本的に0~255(1バイト)

の範囲で自由に設定できる

(ただし、数値をあまり大きくし過ぎるとゲームが正常にできない場合もある。)

●オリジナル・キャラクタの顔データとして既存武将の顔データが使える。

たとえば、劉備と全く同じ顔をしたオリジナル・キャラクタが作れる。

●謎の美女キャラ 貂蝉を登場させることができる

通常のゲームでは登場しない(?)謎の美女・貂蝉を登場させられる。

 

それでは、やり方を掲載していきます。

①用意するもの

・添付デイスク(ORGED)

・『三國志Ⅲ』ユーザーディスク

(マニュアルに従ってあらかじめ作成しておく)

・MS―DOSシステムディスク(ver.3.3C~ ver.3.3D)#1および#2

(ver.33Bなどでも動作自体は可能.ただし,ver.3.3Bでは辞書が大き過ぎてインストールができない。

MS― DOSの知識が十分あれば簡単に回避できる問題だが、初心者は必ずvcr 3.3C以上を使用すること)

・新品のフロッピーディスク1枚(実行ディスク用)

三国志Ⅲ非公式ガイドブック添付のフロッピーディスクをまず吸い出します。

(フロッピーの吸出しはこちらを参考に)

③ドライブ1にMS‐DOSのシステムディスク#1をセットして電源を入れる。

インストーラが立ち上がったら[ESC]で抜ける。

④実行ディスクを作成するために、ディスクのフォーマットを行う。

ドライブ2に新品のディスクをセットして、

A>FORMAT B:/S と入力する。

画面上にメッセージが表示されるのでその指示にしたがって

ドライブ2に新品のディスクをセットし、フォーマットを実行する。[N]を押してフォーマットを終了する。

 

⑤次にドライブ1に添付ディスク,、ドライブ2に先ほどフォーマットした新品のディスクをセットして

A>INSTALL

と入力する。すると必要なファイルが添付ディスクから新品のディスクにコピーされる。

 

⑥ドライブ1をMS― DOSシステムディスク#1と交換してくださいというメッセージが出るので、

ドライブ1をMS― DOSのシステムディスク#1と交換して[ENTER]キーを押す。

しばらくすると、ドライブ1をMS― DOSシステムディスク#2と交換してくださいというメッセージが出るので、

ドライブ1をMs―DOSのシステムディスク#2と交換して[ENTER]キーを押す。

 

作業が終了して、

 

というメッセージが出れば終了である。

以後、ドライブ2に入っていた新品のディスクを「実行ディスク」と呼ぶ。

 

⑦ORGEDの起動

ドライブ1に実行ディスクを、ドライブ2に『三國志Ⅲ』ユーザーディスクをセットしてリセットボタンを押す。

次に,コマンドラインから,

A>ORG  と入力する。

 

これでORGEDが起動し、図のような画面が現れる。これが0RGEDのメインメニューである。

カーソルキー[↑ ][↓ ]で実行する処理を選び、[ENTER]キーで実行する。ORGEDを終了するときには、[終了]を選んで

[ENTER]キーを押す。

 

と、まぁ複雑な作業のように感じる方はこちらの実行ディスクを使用してください。