大航海時代Ⅲ プレイングマニュアル
コーエーのレトロゲームの大航海時代Ⅲに関して記事を投稿します。
大航海時代はコーエーからシリーズ4作までリリースされていますが、
大航海時代Ⅲのみコンシューマ版は発売されておらず、PC版のみの
かなりコアなゲームになっています。
現在、中古品でも価格は高騰しておりコアなファンからは人気のあるゲーム
なのだと思います。
●概要
プレイヤーは1480年から始まる大航海時代の歴史の中で航海者として
発見を成し遂げていくと言う流れ。
最初はスポンサー(出資者)にプレゼンしないと船も貸してもらえないが、
資金を貯めて自分の船を買ったらある程度自由に航海できる。
自由度の高さは歴代随一。シリーズでは珍しく陸上探検の要素もある。
●特徴
光栄の歴史ゲーム史上最大規模。冒険を主軸とした構成。
なんと内陸を含めた世界中の都市(総数200)に行ける。
また陸上探検が出来る関係でシリーズ中唯一陸戦の要素がある。
後述する都市攻略の他、ランダムで原住民や異教徒や山賊に襲われる。
敵側の兵科がやたらと国際色に富んでおり、オーソドックスな騎兵、弓兵、
槍兵の他にラクダ兵や象兵、さらには空蝉の術を使う透破やら雨を降らせて
銃砲を封じる呪術師やらがいる。
ただし都市攻略や陸戦をやると悪名が上がる。
特に条約相手国の都市(下記)を占領するとお尋ね者にされる危険がある。
史実に沿ったイベントも起こる(評価点参照)が、歴史上の航海者に先んじて
プレイヤーキャラクターが新大陸を発見したりインド航路を
発見できたりもできる。
一応のエンディングは、マガリャネス(正確にはその部下エルカーノ)より
先に世界一周航路を発見することで発生する。
●総評
取っ付きづらく難易度も高いが、遊び方を理解すると一気に面白くなるゲーム。
コーエーならぬ光栄時代の泥臭さを色濃く残したゲーム、とも言えそうである。
現在はソフトが高騰して購入をためらってしまいますが、
「プレイングマニュアル」と「大航海時代Ⅲ Costa Del Sol 博物図説」の
スキャンデータを見つけましたので、アップロードしています。