PC-98 エミュレータ 其の2
前回のつづきから・・・
PC-98エミュレータを動かすためには、OSをインストールする必要があります。
絶対に必要な物がコチラ…
NEC PC-9800シリーズの日本語MS-DOSシステムディスクです。
私は、半年前にヤフオクで9,000円で購入しました・・・
他の方法では、PC98の実機から吸い出す以外、ないそうです…
さて、ここでまた難題が・・・
フロッピーディスクの付いたPCを全く見かけなくなった現在、どうやってソフトを吸い出すか…
私はIBM USB FDD N533(MPF82E)という外付けFDDを
またもや、ヤフオクで数百円で購入して使っております。
コレを接続してMS-DOSシステムディスクFDを投入し
1.T98-NEXTを使ってフロッピーを吸い出す。
2.それをディスクイメージに変換します。
T98-NEXTはこちらからDLして下さい。
使い方は
1.FD DRIVEのNEWを選択すると、小窓が出てくる
2.FDをイメージに変換にチェックを入れる。 設定の部分はフロッピードライブがどこにあるかを確認して選択。 容量は1.23MがPC98のFD規格だと思われます・・・。
3.全てOKならばSTART
後はファイルに名前を付けて、拡張子.FDIというファイルができたら成功です。
フロッピー8枚すべて吸い出します。
つづいてOSのインストール作業です。
こちらから『np2x11.zip』をDLして解凍してください。
1.『np2nt』フォルダー内に先ほど解凍したフォルダー内の『np21ntx11.exe』をコピー&ペースト
*この作業は、使用するMS-DOSのバージョンが6.2以上の場合に行ってください。
2.貼り付けた『np21ntx11.exe』をダブルクリックして起動。
3.上部のタブから『Harddisc』⇒『Open』 『FreeDOS(98)_40M.NHD』を選択。
4.同じく上部タブから『FDD1』⇒『Open』 吸い出したMS-DOSファイル『DOS1.FDI』を選択。
5.同じく上部タブの『Emulate』⇒『Reset』 エミュレータが再起動されます。
6.固定ディスクを選択して『ENTER』キーを押す
7.『はい』を選択して『ENTER』、次も『ENTER』で進んでください。
8.上部タブから『FDD1』⇒『Open』 吸い出したMS-DOSファイル『DOS2.FDI』を選択。
9.同様に8枚のディスクを入れ替えてください。下の画面になったら、『ENTER』を押す。
インストールの完了!
次回から立ち上げるとこの画面が表示されます。
これで仮想HDDにゲームをインストールしたり出来る様になりました。
コーエーの後期のゲームソフトはフロッピーからの起動ではなく、
HDDへインストールするものが多いので、MS-DOSのインストールが必要です。
このページで紹介しているPC-98のゲームはすべてこのエミュレータを
使ってプレイしています。